「人見知り」や「あがり症」と聞くと、それは生まれつきのことで性格だからしょうがないとあきらめていませんか?
確かに、どこまでが性格でどこからが心の病かという線引きは難しいのですが、少なくともそのことで学校や会社に行きづらいなど、「日常生活に支障がある」と思われれば、一度専門機関で治療することをお勧めします。
「人見知り」や「あがり症」は、精神医学の分野では「社交不安障害」と呼ばれています。
主な症状としては、
・大勢の人の前で発言しようとすると、心臓がドキドキして声や体が震える。
・親しい人でも数人になると会食することに抵抗がある。
・何か発言したことに対して、誰かに否定されたわけではないが、周りからバカ
にされているような気がする。
・職場での会議や学校での発表の予定があると、ずっとそのことが気になって他
のことが手につかなくなる。
当院では、これらの症状でお困りの方に対して専門の治療プログラムを行っております。
内容としては、科学的に実証性のある認知行動療法をベースにした治療法になります。
・自分にばかり注意が向いて周りに目が向けられなくなる症状に対して、『注意シフトトレーニング』
・「自分は周りから嫌われているんじゃないか」「ドギマギしている自分をみて、みんな馬鹿
にしているんじゃないか」などの偏った考え方にとらわれる症状に対して、『認知再構成法』
そして、最終的には自分自身で苦手な場面にチャレンジしていきます。もちろん、いきなり無理な場面へのチャレンジはしないので、専門の心理士と一緒に、やれそうな場面を見つけていきながら慣れていくためのコツについてもお伝えしていきます。
「人見知り」「あがり症」は適切な治療によって、改善していくことができます。
性格だと思ってあきらめてしまっていたら、ちょっとだけ勇気をだしてクリニックまでご連絡をしてください。
スタッフ一同でお待ちしております。
大人の人見知り、あがり症でお困りの方へ
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